コーヒーと言うのはアフリカが発祥地ですが、世界に普及したのはイスラム圏で嗜好品として大衆の間に普及し始めてからです。
一般の庶民がコーヒーを嗜好品として愉しむようになったのはオスマン帝国時代のことです。
もともとコーヒーは覚せい作用を持った薬として利用され一部の修道者のみが飲むものでした。

15世紀にコーヒーの飲用が一般大衆にも認められオスマン帝国を中心にイスラム世界へ嗜好品として普及して行きました。
17世紀、オスマン帝国の首都イスタンブールにシリア人が最初のコーヒーを提供する飲食店を開業し、この営業形態が中流階級の社交場として広がって行きました。
これが現在世界的に普及しているカフェ・喫茶店の原型です。
イスタンブールのカフェで提供されるコーヒーはトルココーヒーと呼ばれ日本からも多くの観光客がトルココーヒーを味わおうとイスタンブールを訪れたり、また日本の業者の人がその作成方法を学ぼうとイスタンブールを訪れています。

日本にコーヒーが輸入されたのは江戸時代のことで長崎からですが、当初はやはり薬と言う位置づけであったようです。
1911年(明治44年)、カフェと言う名称の喫茶店が全国的に普及し昭和時代の喫茶店ブームで日本の庶民の中にもコーヒーが嗜好品として普及していきます。
第二次大戦後の世界的なインフレ基調の中、コーヒー豆の価格の上昇は相対的に穏やかだったため人件費圧縮の為にセルフサービス.へと業態の変化が起こり現在に至っています。