海外渡航する場合、渡航先の通貨に両替することが必須なのは言うまでもありません。しかし通貨と言うのはそのレートが日々刻々と変化しますので、どのタイミングで何処でどれだけ両替すればよいのか、その判断にはなかなか難しいものがあります。
 例えばトルコのイスタンブールへの旅行を考えた場合、渡航先の空港を降りて直ちに現金が必要でない限り出発前に国内で両替するのはレートや手数料の点から言って避けるべきでしょう。イスタンブールの空港にはたくさんの両替所や銀行があります。空港を出たらタクシーその他の交通手段を使ってホテル等の宿泊施設へ行かなければならないケースがほとんどであると思いますので、空港での両替所や銀行で必要最小限の両替をする必要があります。空港内では両替所と銀行では手数料は同じで4%の手数料がかかります。空港外の街に出れば事情が変わってきます。両替所が集積した地域では両替所同士の競争があり条件の良いレートと手数料で両替できます。一般に街中の両替所は銀行の手数料の半分の2%です。
 さらに、長期滞在する場合は為替相場の変動も考慮しなくてはなりません。トルコリラは現在値上がり傾向にあります。一方、円は米国の金融政策などの理由から今後も円安傾向を維持すると思われます。長期滞在の場合は必要な額をトルコリラが安いうちに早めに両替しておく方が得だと言えます。